東武で行く日光ぶらり旅

2008.6.26

将軍様・戸田工場

 

ひょんなことから東武ぶらり旅に行ってきました。前夜に浅草に集まり

ネットカフェ難民をして朝出発するという強行スケジュール(笑

朝の浅草、6時20分発東武日光・新藤原・会津田島ゆきで新藤原に向かう。
2両×3編成の6両だが、下今市、新藤原でそれぞれ切り離される。
9時近くの新藤原。とにかく寒かった・・・2面3線のホームは割と新しい感じの作りだった。
ホームでは折り返し浅草行きとなった6000系が、貫通扉開けっ放しで留置されていた。
そしてメインディッシュ(いきなり)!元名鉄気動特急車8500系。名鉄から引退して以来のご対面となり、眠気も吹き飛んだ。
写真は鬼怒川駅にて。電車にも負けず劣らずの加速で鬼怒川へ。折り返しのため約50分間留置。
エンジン音が鬼怒川温泉に響く。

 

〜日光駅界隈〜
最初からクライマックスだったため、とりあえず日光へ移動。東武日光駅駅舎は近代的かつ観光地らしい建物であった。
それ故、興味をそそられなかった(ォィォィ 写真は、東武から少し離れた場所にあるJR日光駅。
大正元年に改築された、趣ある駅舎である。
色が鮮やかすぎるため、それっぽく造り直されたのかと思ったが、そうではなさそうである。
日光駅右側。昔の改札と思われる。今では使う機会は稀のようである。
日光駅左側。こちらには駅長室がある。
日光駅内部。白塗りの壁と広い空間。右の階段で2階へ上がれる。
2階ホワイトルーム。かつては1等客の特別待合所として使用されていたらしい。
現在はギャラリーなどに使われているみたいである。
昔は賑わっていたであろう改札口。シャッターが閉まり、出入りは構内清掃などの関係者くらいの様子。
かつては団体列車等の団体の観光客などがここを通ったのではないだろうか。
正面入り口入口の屋根は有名な鳴龍。中央で拍手すると共鳴するそうだが、恥ずかしいので控えた。
日光駅駅構内を東武車両の車窓から。今からすれば無駄とも言うべき広さ。
左側島式の2番・3番ホームは滅多に使わないのだろう。2両の107系が恐ろしく短く見えた。
歩道橋にて反対側を見る。模型のようなきれいなダブルクロスが1番・2番線へ伸びる。
3番線以降右側は、完全な死亡線路であるのは明白であった。
振り向いて宇都宮方。かつて優等列車、団体列車、臨時列車などがひしめきあったであろう留置・引込線。  
東武との熾烈な乗客争奪戦を偲ばせる。勝負は完全に東武が勝ち、さらに今はJRから東武直通特急が運行。  
日光は名実ともに東武側となってしまった。
引込線も使えるのは1線のみらしい。それ以外の架線は取られ、ポイントも固定されて転轍機が撤去されていた。
そして怪しく切断された分岐線・・・
絶対何かがあった跡! どう見ても小規模な島式ホームがあった。向こう側にも対のように切断されたポイントが見えた。
おそらく貨物の取り扱いも行われていたのであろう。日光軌道の貨物輸送とも何か関係が・・・?
東武日光線の架線柱。少々弱そうな印象を受ける。

 

2階から見た日光駅駅前。東武日光駅前と比べると賑わいは雲泥の差である。

NEXT